水面モーフィングの手法

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スターメディアソフトが提供するソフトウェアを使用して、一枚の水面写真からムービーを作成する方法を説明します。

処理の概要:
モーフィングにて水面を移動させると同時に、一枚目のシーンに徐々に戻るような画像をフレーム数分作成してループ再生することにより、少ないフレーム数で永久に流れ続けるムービーを実現します。
必要なソフトウェア:
モーフラッシュ
ムービージェネレータ
必要な素材:
川や滝などの流れのはっきりした水面を含んだ風景写真。
以下は、今回の説明で使用した画像です。

具体的な処理手順:
モーフラッシュの処理
@画像を読み込んで固定部分をマスク設定する。

同じ風景写真を2枚読み込んで、水面以外の固定部分を動かないようにパスで囲み、更にマスク領域に設定します。

A水流方向に合わせてパスを設定する。

水面部分を流れに沿って細かくパスで分割します。
編集は1枚目の画像に対して行い、その後でパスのコピー機能を使って2枚目のパスに同じ値を設定します。

この段階で一度プロジェクトをセーブします。
セーブすると、プロジェクトファイルの他に、@で設定したマスクデータファイルも一緒に作成されます。
以下の作業は、試行錯誤を繰り返す場合があるため、ここで一度セーブして、元の状態に復帰できるようにします。

B水流方向に合わせてパスを移動する。

2枚目のパスを水の流れる方向とスピードに従って移動させます。
速く流れる部分を大きく移動させるようにします。

設定が終了したら、もう一度プロジェクトをセーブします。

ここまでの作業で、以下のような状態になります。

C水流方向にレンダリングする。

上記で設定したパス情報を元にレンダリングを行います。

レンダリングを行う前に、出力の設定を行います。

画像サイズですが、これはオリジナル画像サイズのままにします。
レンダリング方法は移動に設定します。
マスク領域は有効に設定します。
中割フレーム数は、最終段階で必要なフレーム数から1引いた値を設定します。
例えば8フレームでムービーを構成する場合は、7を設定します。

パスの数が多いためレンダリングにはある程度の時間がかかります。

完成したムービーは、全フレームを静止画像で保存します。
説明の為、ここでは中割6フレームで実行した結果をout1_0000.bmp〜out1_0007.bmpでセーブしたことにします。

D水流の逆方向にレンダリングする。

2つの画像のパス情報を入れ替えます。
メニュー「パス編集/入れ替え」を実行すればOKです。

パス入れ替え後にCと同じ設定でレンダリングを実行します。

完成したムービーは、全フレームを静止画像で保存します。
説明の為、ここではout2_0000.bmp〜out2_0007.bmpでセーブしたことにします。

E各フレーム毎にレンダリングする。

上記までの作業で作成した画像を使って、フレーム数分個別にレンダリングを行います。

以下の作業をフレーム数分繰り返します。

・プロジェクト上の画像を2枚ともプロジェクトから削除します。
画像の削除は、メニュー「ファイル/画像の削除」で行います。

・以下の組み合わせの順に画像ファイルを2つ読み込みます。

・マスク情報を読み込んでいずれかの画像上に設定します。
マスクの読み込みは、メニュー「ファイル/マスクの読み込み」で行います。
マスクファイルはプロジェクト保存時に自動で生成されます。
拡張子mskでプロジェクトファイル名に_0000が付加されたファイルです。

・出力の設定でレンダリング方法を変形に設定します。
その他の設定はそのままにします。

ここではパス情報は不要です。

・レンダリングを実行して結果を組み合わせの出力フレーム番号に従って、一枚だけ保存します。

説明の為、完成した画像ファイルはflow_0001.bmp〜flow_0007.bmpとします。

組み合わせ:フレーム数7(中割フレーム数で6を設定した場合)の時

1番目の画像
2番目の画像
出力フレーム番号(0〜)
1回目
OUT1_0001
OUT2_0007
flow_0001
2回目
OUT1_0002
OUT2_0006
flow_0002
3回目
OUT1_0003
OUT2_0005
flow_0003
4回目
OUT1_0004
OUT2_0004
flow_0004
5回目
OUT1_0005
OUT2_0003
flow_0005
6回目
OUT1_0006
OUT2_0002
flow_0006
7回目
OUT1_0007
OUT2_0001
flow_0007

ムービージェネレータの処理
上記、モーフラッシュで作成したflow_0001.bmp〜flow_0007.bmpを読み込んで、ムービー生成します。

モーフラッシュでのパスの設定状態によっては、期待した動きをしない場合があります。
その場合は、モーフラッシュの作業を繰り返すことになります。

生成したムービーをFlashムービー形式などで出力すれば、完成です。
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